人造砥石の製造工程 | キッチン用品 ギフト通販|フェイバリットキッチン


人造砥石の製造工程


人造砥石の混合撹拌(こんごうかくはん)

◎原料を配給することから

もともと人造砥石は、天然砥石に変わり得るものとして開発が始まったのですが、今では、代用品ではなく、すぐれた工業製品としての砥石となっています。しかし、そこに至るまでには様々な試行錯誤がありました。天然砥石のような研ぎを再現して、しかもその研ぎ加減が安定するためには「砥粒」としての研磨剤に何を使うか、そしてそれを固める結合剤に何を選ぶか、さらにその割合をどうするか、といったことが研究されてきました。

 

人造砥石の製造工程試験配合

◎1.試験配合(しけんはいごう)

どの研磨材料とどの結合剤をどのように配合するかによって品質が決まる。 人造砥石の混合撹拌(こんごうかくはん)

 

 

◎2.混合撹拌(こんごうかくはん)

超微粒子の研磨剤と結合剤を、製品の粒度によって混合し、撹拌(かくはん)する。

 

人造砥石の製造混合撹拌

 

 

 

◎3.プレス成形

撹拌(かくはん)した原料に機械で圧力を加え、製品の大きさに成形する。

 

人造砥石の製造工程乾燥

◎4.乾燥

成形したものを乾燥させる。この時点でほぼ均一になっているのがわかる。

 

人造砥石の製造工程焼成

◎5.焼成

専用の大きな窯(かま)で乾燥させたものを焼く。大切な工程

 

人造砥石の製造工程仕上げ形成 人造砥石の製造工程仕上げ形成

 

◎6.仕上成形

焼き上がった砥石を冷まして、仕上げの成形をする。円盤砥石を使うところは天然砥石と同じ。

 

人造砥石の製造工程検査と梱包 人造砥石の製造工程検査と梱包

 

◎7.検査と梱包

砥石としての面を精密に整えたら、製品として問題がないかを検査し、梱包して出荷する。

 

砥石の粗さ細かさを自在に

工業製品である人造砥石の大きな特徴は、均一性の他に、粒度つまり#(シャープ)何番かということを、原材料の選定などによって、自在に作り出せることです。

 

人造砥石は、それぞれは荒砥、中砥、仕上砥の区別とともに、必ずその粒度がシャープの数字によって示されています。

 

天然砥石は、掘り出した石がどのくらいの粒度になるのかを後から見極めるが、人造砥石は、製品化しようとする粒度を目指して、先に製造方法を考えます。研磨剤と結合剤の選び方、混合方法、成形や焼成方法などを変えることで、はっきりとした数字として、粒度を示すことができます。

 

荒砥は#350以下、荒砥に近い中砥は#500~1000以下、仕上砥に近い中砥は#1200~2000、仕上砥は、#3000以上というのが目安です。

 

◎変質しにくい製品を選ぶ

かつて天然砥石の採掘・生産を行っていた業者が、それまでの知識と経験を活かして人造砥石製造を始めた場合が多い。そうした業者が研究を重ねてさまざまな製法が開発され、現在ではおもに、アルミナ系、炭化ケイ素系、ダイヤモンド系などの人造砥石が知られています。

 

どの人造砥石にも一長一短がありますが、温度変化にさらされたり、水や湯に浸したりしても変質しにくい製品を選ぶことが大切でしょう。長時間水分を吸収して砥粒が水に溶けだしたり、割れたりしないものを選びましょう。もちろん自分の研ぎの用途に合わせて、#(粒度)の数字をしっかりと選ぶことも大切です。

 

 

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