和包丁の柄と種類
2014年7月3日
和包丁の柄
和包丁に使われる柄の材料は、朴の木が最も一般的といわれています。高級な包丁や、装飾性を意識した包丁には黒檀なども用いられます。また見た目の美しさと、滑りにくさなどの実用性も兼ね備えた漆塗り仕上げなども人気があります。材料や仕上げのほか、柄の形状にも種類があります。包丁を持った状態で下側が丸く、上側が角になっている「半丸」、全体が角張った「八角」、握りの一ヵ所だけ角がある「丸しのぎ」など使い手の好みで選べば良いでしょう。
普通、包丁は柄が挿げされた状態で販売されていますが、中には柄を選べるセミオーダー的な注文を受けてくれる販売店もありますので、柄のサンプルなどを握ってみて、自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
柄のサンプル
左から「半丸」、「八角」、「丸しのぎ」、右2本は「半丸」にたこ糸を巻き漆で仕上げたもの。
2014年7月3日
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