ガラスの種類
2014年8月10日
◎ファイバリットキッチンでも多くを取り扱うガラス製品の種類をお伝えします。
◎ソーダガラス
※日常生活で最も用いられているガラス。 ※形状カラーバリエーションは豊富 ※耐熱温度差は約60℃、熱湯不可
◎クリスタリン(新素材)
※鉛の代わりにバリウム、マグネシウムなどを使った製品。 ※レッドクリスタルの透明度に近づけて、安価に抑えたり素材強化を行うなど開発が進んでいます。
◎耐熱ガラス
※耐熱温度差は120℃以上、熱湯、電子レンジは使用可(オーブン、直火は不可)
◎口部強化ガラス
※ガラス製品で破損しやすい口部に熱加工を施し、強化した製品 ※強化部分はふつうのソーダガラスのおよそ倍の強度 ※他の部分はソーダガラスと同じ
◎全面イオン強化ガラス
※科学的処理でガラス内の小さなイオン分子を大きなイオン分子に置換してガラス表面を強化した製品。 ※製品化した後でも強化加工可能 ※物理的衝撃、熱衝撃にも強いが、ガラスの厚さに比例 ※ヨーロッパではあまり使用されない(排水環境問題のため)
◎全面物理強化ガラス
※ガラス全体に熱加工を施し、強化した製品。ヨーロッパではメジャーであり、強度はソーダガラスの2~5倍 ※耐熱温度差は約120℃、熱衝撃に強く、電子レンジ可。(オーブン、直火は不可) ※傷に弱く、割れる時は大きな音とともに破片が飛散しますが、破片はケガをしにくいような細かい粒状になります。
◎クリスタルガラス
※鉛 24%以上含むガラスはレッドクリスタル、24%未満はセミクリスタルと呼ぶ。比較的高価。 ※重量感があり、叩くと澄んだ金属音がする。 ※ヨーロッパでは環境問題のため、鉛を使用しない新素材への切り替えが進んでいる。(クリスタリンを参照)
2014年8月10日
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