2015年7月17日

かきたまをやわらかく仕上げるために、溶き卵は2買いに分けて、少量ずつ加えます。こうすると汁の温度が急激に下がらず、卵に一気に火が通るため、ふんわりと固まります。

 

◎かきたま汁のレシピ

 

【材料/2人分】

 

◆卵・・1個
◆だじ汁・・・2カップ
◆三つ葉・・・少々
◆しょうゆ、みりん、、塩、片栗粉

 

【下準備】

 

●小さい器に合わせ調味料の材料を入れ、よく混ぜる。

 

【作り方】

 

1.卵はボールに割入れ、2本の菜箸を少し間隔をあけて持ち、箸の先でボールの底をこするようにしながら混ぜて、十分に溶きほぐす。溶き卵の1/2量を、注ぎ口のある計量カップなどに移す。

 

2.口径約15cmの鍋にだし汁を入れ、しょうゆ、みりん、各小さじ1、塩小さじ1/3を加えてさっと混ぜ、中火にかける。小さい器に片栗粉小さじ1、水小さじ2を入れてよく混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作る。

 

3.鍋底から細かい泡が出て、汁が少し煮立ってきたら、水溶き片栗粉をもう一度混ぜて少しづつ加える。かるくとろみがつくまで、30秒ほどおたまで混ぜながら煮る。

 

4.汁が煮立ったら、計量カップなどに移した溶き卵を、ぐるりと円を描くようにして回し入れる。卵全体が表面に浮上がたら、残りの溶き卵も計量カップなどに移し、同様に注ぎ入れる。

 

5.2回目に加えた卵が浮き上がったら、2本の菜箸を大きく開いて持ち、卵どうしがくっつかないようにゆっくりと混ぜる。火を止めて器に注ぎ入れ、三つ葉をちらしたら出来上がり。

 

◎だし汁の風味と卵のやさしい味わいを生かしてシンプルな汁ものに。

 

（一人分：85キロカロリー）

（塩分：2.6g）

 

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【だし汁】

 

昆布とかつおでとっただし汁は幅広く使える定番の味です。色々な料理のベースとして使えます。

【材料】

 

◆昆布（5x15cm）・・・2枚
◆かつお節・・・20g

 

【作り方】

 

すぐに使わない分は、完全にさましてから密閉容器に入れ、冷蔵庫へ。長くおくと風味が落ち、透明感もなくなるので、２日～3日で使い切るようにします。

 

1.鍋に水6カップを入れ、昆布を浸してそのまま30分ほどおき、昆布のうまみや香りを引き出します。

 

2.鍋を中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。鍋底に細かい泡が出てきたら、取り出す合図。昆布を入れたまま沸騰させてしまうとぬめりが出てしまうので注意します。

 

3.鍋の湯が沸騰したら、かつお節を１度に加え、菜箸でひと混ぜして火を止めます。かつお節が鍋底に沈むまで、そのまま3分ほどおいて旨みを引き出します。

 

4.厚手のペーパータオルを敷いた万能こし器をボールに重ね、3.のだし汁を流し入れてこす。さらにペーパータオルを折りたたみ、菜箸で軽く押さえて、かつお出しが含んでいるだし汁も残さずこす。

 

 

2015年7月17日

 

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この記事の執筆者

ファイバリットキッチン

キッチン用品とおもてなし研究家

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